俺の株式会社・坂本孝社長が語った「おもてなし」と「起業の極意」

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sakamoto

2020年東京オリンピック招致活動で話題となり、昨年の流行語大賞に輝いた「おもてなし」というキーワード。

6月10日、都内で「日本式マネジメントシステムが世界を変える」と題された公開セミナーが開催され、企業努力としての「おもてなし基準」についてパネルディスカッションを実施。無印良品を運営する株式会社良品計画の松井忠三会長と「俺のイタリアン」などの飲食店”俺のシリーズ”を運営する俺の株式会社の坂本孝社長が登壇し、会場は立ち見が出るほどの盛況となった。

冒頭で「飲食という物は、素晴らしい力をもっている」と語った坂本社長。「人は食べるとエネルギーがわく。行列のできる店があると街にもエネルギーが出るんですね。そしてエネルギーの出た街でお客さんを迎えるというのも、ひとつの『おもてなし』になるんじゃないのかな」と続けた。

あえて原価率を高くする事により顧客の満足度とともに回転率を向上させ、利益を生み出す仕組みを確立した”俺のシリーズ”。飲食業界の常識を覆した「おもてなし空間」は、いかにして出来上がったのか。セミナー終了後、坂本社長が単独インタビューに応じてくれた。

リスクを恐れず、走りながら考える

2011年に71歳で創業した俺の株式会社に至るまで、中古本販売に革命をもたらしたブックオフなど13もの事業を創り上げてきた坂本社長。起業について「ビジネスチャンスに51%の確率があれば、どんな事業でもやれる」と語った。

さらに「行動する事それ自体がノウハウ。勝算が51%あったら、リスクを恐れず、走りながら考える。失敗する事で貼られるレッテルも勲章ですよ。たった一度の人生なんで、他ができない事やってみましょう」と起業を志す人達に向けて語り「負けがあるから人生の色気を感じられるぐらいに考えましょうよ」とエールを送った。

日本文化としての「おもてなし」が大きく注目されるいま、顧客に最大限の満足をもたらす坂本社長の哲学にじっくり耳を傾けたい。

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