兄姉は弟妹に絶大な影響を及ぼすと判明!その影響力は親よりも大きい!?

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Flickr_ThomasLife

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上の子供が何かをすれば、下の子供もその真似をするーー何も違和感はない。万国共通の行動だと言っても過言ではないだろう。このほど兄姉が弟妹に及ぼす影響についての調査が行われ、心理的・経済的に苦境にある家庭は、親よりも兄弟姉妹が人生の指標となる事が多いとの結果が出た。

例えば喫煙を考えてみてほしい。親が喫煙者だったら、どのような割合で子供が喫煙者となるだろう? それと比べ、もし兄姉が喫煙者なら、弟妹が喫煙者になる割合は? 結果をいうと、「どちらも影響はあるに違いないが、兄弟間の影響力のが、親が子供に及ぼす影響よりも大きい」とは、米ブラウン大学のリチャード・レンデ教授。それは多数の研究者が考えていたものとは、真逆の結果だったという。

この傾向は貧困問わず、全ての層で見られるらしい。けれど、やはり一番影響の受けやすい家族というのは存在する。レンデ教授によると、心理的または経済的に不安定な家庭だと、上の子供の影響力は目に見えて明らかになるのだとか。理由は、両親が傍にいる時間よりも、兄弟姉妹で過ごす時間のほうが多いためだ。

実際、1人の子供が喫煙者なら、その弟妹は25%の確率で喫煙者となる。飲酒を見ればその確率はもっと高い。1人が酒を飲めば、36%の確率でもう1人も飲むようになる。しかしなにも悪い習慣ばかりではない。姉が子供を産むと、それに付き添った妹も高い確率で子供を産むことになる。似たような例は数多く存在する。

身近にある兄姉が越えていくハードルを間近で見ている分、弟妹には超えやすさがあるのかもしれない。もちろん上の子供の影響力が全てではないが、苦しい家庭にある長男長女は、弟妹の人生において重大な責任を負っていることに、間違いはなさそうだ。

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