【確かにエナメル質には作用するけれど…】フッ素がどのように虫歯を予防するかの新事実が明らかに!

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フッ素といえば、虫歯予防になると多くの歯磨き粉に含まれている一方で、様々な健康上の危険性が懸念されてきた。しかも過去50年、虫歯予防の確かなる効果が確認されながらも、どのように予防されるのかがよくわかっていなかった。今回はフッ素が虫歯を予防する仕組みに焦点を当てた研究結果が出たので、それを紹介しよう。

フッ素はかつてより、歯の表面のエナメル質を硬化させ虫歯菌が作り出す酸から守ると言われてきた。カリン・ジェイコブス氏とチームの最新研究によると、フッ素は従来考えられていたよりも、ずいぶんと薄いエナメル層の浸透・硬化しかしない事実が判明したのだという。これにより「従来のエナメル質硬化セオリーは信用できるのか?」という、新たな疑問が浮上した。ではフッ素は実際、どうやって虫歯菌から歯を守っているのだろう?

そこでジェイコブス氏は、フッ素が虫歯菌の“粘着力”に及ぼす影響に着目。高精度の分析技術と義歯を使って行われた実験では、フッ素は虫歯菌が歯にへばり付く強い付着能を低下させることが判明。それにより細菌が唾液、歯磨き、口ゆすぎなどにより、流されやすくなるのだという。研究結果はACSジャーナル誌Langmuirに掲載される予定だ。

この結果によると、毎日フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをし、虫歯菌の粘着力を弱らせておけば、歯垢の生成を防げ、お口のケアになるという事だろうか? 虫歯菌は砂糖を酸に変えて歯を蝕むらしいので、糖分も控えて予防に努めたい所である。

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