やっぱり瞑想はスゴイ!マインドフルネス瞑想法がどのように脳に作用し不安を減少させられるかが解明される!

2013年06月05日 09時10分

2013年06月05日 13時56分

123RF
123RF

瞑想のスゴイ効力に関して、今までIRORIOでは様々な記事をお伝えしてきた。科学者、禅マスター、仏教の僧侶などは、長年の経験から瞑想が不安や強迫観念などにポシティブな影響をもたらす事を知っていたが、それがどのように脳に作用し、不安感などを開放するのか科学的裏付けがなかった。しかし今回、瞑想が“前帯状皮質”や“腹内側前頭葉前部皮質”の活性化を促し、不安感を減少させるのではないか、という研究結果がSocial Cognitive and Affective Neuroscienceに掲載された。

この実験は、瞑想の経験や不安障害のない(けれど通常の不安を抱えた)被験者15人を対象に、マインドフルネス瞑想法のテクニックを4回にわたって学んでもらい、その効力を動脈のスピン標識の磁気共鳴映像法により可視化するというもの。マインドフルネス瞑想法とは、自分の呼吸や体の隅々に意識を集中し、信念や価値観などの変更や放棄を求めることをしない、あるがままを受け入れるという瞑想法だ。被験者たちはその瞑想法を学ぶ前後に脳の活動状態を分析され、不安の度合いをレポートした。

結果は驚くべきものだ。この瞑想を数分間行うだけで、被験者の不安を約39%も取り除くことが出来た。さらにそれに基づく脳スキャンでは、思考と感情を司る“前帯状皮質”と、不安を司る“腹内側前頭葉前部皮質”が、より活発な活動をしていることが明らかになった。それについて研究者らは「瞑想により活性化された脳の部位は、不安感の開放に伴いマインドフルになる事と一致している」と述べる。現在のありのままの思いや感情を受け入れる事が、日頃感じる不安感のコントロールにつながるのでは、との事だ。

不安を感じたら、数分間のマインドフルネス瞑想はいかがだろう? 今回の科学的裏付けで、瞑想の効果により高い信憑性が生まれたのではないだろうか。

注目の記事