【社会恐怖症の人に朗報】会話力を鍛えてくれるバーチャルコーチが登場!

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YouTube/MITNewsOffice

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人と会話をする時、アイコンタクトや表情、仕草など、ボディー・ランゲージが思いのほか影響を及ぼしているのは言わずと知れたこと。しかしそれらが絶望的に苦手な社会恐怖症の方が沢山いるのが現状ではないだろうか。人前での講演、最初のデートのお誘い、仕事の面接などの社会生活を営むに欠かせないスキルは、練習により向上可能だが、外に出ないことには練習すら出来ない。そこで米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、対人との会話をコーチしてくれるソフトウエア、MACH (My Automated Conversation coacH)を開発した。

「対人能力は仕事や家庭でも成功できる鍵となるもの。どうやって表現し伝えるかで、“自分”というものが定義されます。しかし今まで対人能力の向上を手助けしてくれるものは無かった」と語るのは、MACHの開発者であるEhsan Hoque氏。彼によると、大勢の人々が“対人関係を模倣し、自分のペースで好きなだけ練習させてくれるシステム”を希望していたのだという。

MACHは、リアルな人に近い“バーチャルコーチ”が、使用者の会話や行動に対して笑みや頷きを返し、質問やレスポンスを返すシステムだ。Hoque氏は90人の被験者をグループに分け、MACHの効果のほどを実験。コンピューターの画面には3DCGで作成された“コーチ”が現れ、仕事の面接をシミュレーションした。すると、MACHを使って面接の練習をし、本番をシミュレーションした後、「どれだけ笑ったか・アイコンタクトを続けられたか・声色を調節できたか・「えー、あのう」などの間投詞を使ったか」の分析結果をフィードバックされた場合にだけ、統計学的に有意な向上が認められた。

Hoque氏によると、この会話コーチが人間ではないからこそ、使用者が客観的に真実を伝えられ、そのフィードバックにより対人能力が向上するとの事。また、仕事の面接だけではなく様々な社会的シチュエーションにも役立つだろうとも述べている。

さて高校の必須科目になってしまいそうな、このMACHソフトウエア。早く日本語に翻訳されるのが待ち遠しい人もいるのではないだろうか。練習の様子はこんな感じ↓

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=krdwB8bfXLQ[/youtube]

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