実用化には全く向かない人力ヘリコプター、超難解な課題をクリアし賞金$250,000獲得!!

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YouTube/Aero Velo

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エンジニアでもなければ誰もご存知ないと思われる超マイナーアワード、「Igor Sikorsky人力ヘリコプターアワード」と呼ばれるコンテストがある。アメリカヘリコプター協会(AHS)が33年前に発進したその厳しすぎる規定により、1980年に開催されてから一度として賞金を獲得した機関はなかったが、この度めでたくWINNERが現れ賞金$250,000(約2500万円)の授与となり、初の快挙となった。

さて33年前にAHSが課したこのルール。参加グループは自作ヘリコプターで地上から3mの高さを30秒間浮遊し、それは全て人力で行われなくてはならない。浮遊マシンの大きさは、10mX10mが規定範囲。エンジニアではない普通の人にはシンプルそうに聞こえるが、これがかなり難しかった。

勝者となったのは20人の生徒と若手専門家らで構成されたカナダ・トロント大学のチーム。浮遊マシンは“アトラス”と名付けられ、そのボディは超軽量の55kg、大きさは49.4mだが、「実用化には全く向かない」と研究者。このプロジェクトは若手エンジニアのクリエイティビティと技術的なスキルを養うもので、この挑戦的な課題は「エベレスト山を初めて登り、登頂は可能だと証明するようなもの」だったという。

それでは“実用的ではない”人力ヘリコプターの、ふわりと浮遊するさまをぜひ見ていただきたい↓

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Sgu3gKIn7Vc[/youtube]

Aero Velo

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