ノルウェイの谷底に光を!巨大な鏡の反射により初めて冬の太陽光を浴びた村

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visitnorway.com/the mirror project

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ノルウェイの南にある「リューカン(Rjukan)」は、山岳地帯に囲まれた谷底に位置し、1年のうちの半分は直射日光から陰になってしまう暗い村だ。そのため100年もの間、温められてきたアイディアがあった。太陽光を巨大な鏡に反射させ、村に光を送り込む。」 以前IRORIOでも紹介させていただいた壮大な試みが、ついに現実のものとなり、リューカンの村は初めて冬の太陽を間接的に拝めることとなった。

リューカンの谷には大きな水力発電所があり、巨大なパイプや、肥料を運ぶための線路が敷かれている。そんなへんぴな場所にコミュニティを築くなど「クレイジーだ」という声もあったようだが、1900年あたりから農業のためにぽつぽつと人々が住み始め、1913年には1万人を超える人口となった。それからというもの、冬季の暗いリューカン村を鏡で照らすという大いなる野望は、テクノロジーが追いつくのを100年間も待っていたのだ。

この計画を実行するにあたり、「公的資金を学校や保育園に使うべきではないのか」という声もあったそうだが、見事プロジェクト資金5百万クローネ(約8270万円)を達成し、17m²の鏡を3つ設置することとなった。太陽光反射鏡はコンピューターによってコントロールされ、マーケット広場に600m²の楕円形の陽だまりを作ることができるのだそう。

これで人々は、ゴンドラを利用して山頂に行かなくても、広間に太陽光を浴びに行けるのだそうだ。

Phys.org

 

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