アンドロメダ銀河が銀河系に衝突したら天の川はこう見えるようになる:NASA

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NASA/ESA

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われわれの銀河系がアンドロメダ銀河と約40億年後に衝突合体する運命にあることをご存知だろうか。アンドロメダ銀河は、暗い場所ならば肉眼でも見られるほど近くにあり、その大きさはなんと(光を全てとらえることが出来たならば)満月の5倍ほどに相当する(比較画像)。そんなアンドロメダ銀河がわれわれの銀河系に衝突したら、夜空はどんなふうに彩られるのだろう。

この疑問に答えるため、ハッブル宇宙望遠鏡のデータとシミュレーションを使って数十億年後の夜空を模倣してみたのがこの画像だ。(クリックで巨大化)

銀河系とアンドロメダ銀河の衝突合体イラストレーション

NASA/ESA

左上のイラストは現在のアンドロメダ銀河と天の川。それがどんどん近づいていき、ついには衝突してしまうだろう。ふたつの銀河のガスや塵が混じりあい、新たな星が次々と生まれ、古くから存在していた星々は新たな重力の影響でこれまでの秩序から外れた運動をするようになる。もしもその未来、人類が銀河系のどこかで生存できていたとしたら、その夜空を彩るのは画像中央にあるような色とりどりのガスや塵なのかもしれない。

ふたつの銀河は衝突しては離れ、再び互いの重力に引かれて衝突を繰り返しながら、やがてひとつになってしまう。その頃には銀河内のガスも使い果たし、新たな星の生成もなくなり、70億年後には画像右下に見られるような楕円銀河になるだろう。

ふたつの銀河が衝突しても星と星が衝突する確率は低い

シミュレーションでは、衝突後の銀河の姿に劇的な変化をみせるが、だからといって星と星が衝突する可能性は極めて低いという。銀河の密度は決して高くなく、星々の距離は非常に大きい。もしその頃に太陽系が存在していたとしても、銀河同士の衝突により太陽系が消滅する確率は低いという。

ふたつの銀河の衝突シミュレーションが見たい方は以下の動画をご覧いただきたい

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=4disyKG7XtU[/youtube]
VideoFromSpace

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