人間の舌には甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の他に第6の味覚があることが判明!!

2014年06月11日 16時36分

2014年06月12日 01時24分

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人間の舌が感じる味覚といえば、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の5つが基本だが、その他にも炭水化物を感じる受容体があることが明らかになった。Science』に掲載されたニュースには、人間の舌には糖質のエネルギー密度を測る味覚があるのではないかと推測されている。

ラットの研究で浮上した第6の味覚

以前の研究では、ラットは糖質のエネルギー密度の違う食べ物を区別することができ、甘味を感じることが出来なくしたラットでさえも、タンパク質と炭水化物が溶け込んだ溶液の違いを感じることができた。それではこの能力は人間にも当てはまるものなのだろうか?

人間のボランティアで実験

研究者らは3つの溶液を用意。うち2つは人工甘味料で同じ甘さにした溶液で、そのうちの1つには炭水化物を溶けこませてある。3つめはコントロールで、甘さも炭水化物も含まれていない液体だ。この実験は二重盲検法を用いて行われており、被験者はもちろん実験者さえもどの液体に炭水化物が含まれているかを知らされていなかった。

実験では、10人のボランティアが炭水化物の溶液を口に含んだ途端に、感覚・運動皮質(primary sensorimotor cortex)が30%も多く活動的になったのを機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で確認した。

 口の中に糖質エネルギーを測る受容体がある?

研究者らは人間の口には炭水化物のエネルギーを測る受容体があるのではないかと推測。炭水化物をカットしたダイエット食品の満足度が低いのはこれに起因するかもしれないという。また、糖質が大量に含まれているエナジードリンクを飲んだアスリートが、炭水化物がエネルギーに分解されていないにも関わらず、一気に元気になる説明にもなるかもしれない。

新たに見つかった“糖味”とも呼べる第6の味覚。この研究はジャーナル誌『Appetite』に掲載された。

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