【うつ病患者に朗報】磁気刺激で脳回路が再編成され脳機能が改善する??

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いつも楽天的な人と、ちょっとした事で落ち込んでしまう人。恐ろしく前向きな人に出会うたびに「この人とは脳の次元が違う!」と、思ってしまう鬱病患者もいるだろうが、しかし、もしかするとその“次元”の隔たりが縮まる日は意外と近いかもしれない。

磁気刺激が脳回路をリプログラミングする?

オーストラリアとフランスの共同研究を率いるジェニファー・ロジャー准教授の研究グループは、脳回路に先天的欠陥のあるマウスに弱い電磁パルスを与え、磁気刺激が脳のネットワークに与える影響を調査した。

すると、アブノーマルだった脳回路が再編成され、正常に機能するようになったことが確認。これはアブノーマルだった神経の接続が減少し、正しいネットワークへとシフトしたためだとみられている。

さらにこの再編成は全神経ネットワークの所々で起こっており、それには特定の神経伝達物質が関わっていた。ニューラル・ネットワークが正常な場所では、このような変化は見られなく、もし同セラピーを人間の脳に応用するとすれば最小限の副作用が期待できるという。

様々な神経系疾患の治療に役立てられる可能性

もしこれが正常な脳回路の建築に有効となると、磁気刺激によるリプログラミングは多くの神経系疾患の治療に役立てられる可能性がある。研究チームによると、うつ病、てんかん、耳鳴りなどに応用できるのではないかということだ。

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