妊娠中のコーヒーは低体重の赤ちゃんを出産するリスクを62%も高める:スウェーデン研究

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よく妊娠中はコーヒーなどのカフェイン飲料を控えるようにといわれるが、実際カフェインは妊婦にどんな影響を与えるのだろうか?1日2杯以上のコーヒーは、標準より低体重の赤ちゃんを出産するリスクを高めるとの研究報告が、スウェーデンのSahlgrenska大学の研究者によって発表された。

この研究では、10年間にわたり6万人もの妊婦を対象に、コーヒーや紅茶、チョコレートなどどのくらいカフェインが含まれているものを口にしていたかということを記録してきた。すると、1日200~300mgのカフェインを摂取していた人は、妊娠期間の割に小さな赤ちゃんを出産する確率が62%も高くなることがわかった。

マグカップ1杯に含まれるカフェインの量は、インスタントコーヒーの場合100mg程度、フィルターコーヒーの場合140mg程度だが、お店で売られているものには300mgも含まれているものもあるそう。やはり妊娠期間中はあまりコーヒーを飲まないほうがよいようだ。

これまでカフェインが妊娠期間を延ばすという研究結果はあったが、赤ちゃんの体重との関連性が認められたのは初だそうで、研究者の Verena Sengpiel氏は、「カフェインは、赤ちゃんが母体から栄養分を摂取するのを遅らせ、成長に悪影響を与えているのかもしれない」と語っている。

この研究結果は、学術誌「BMC Medicine」に掲載されており、妊娠中のカフェイン摂取のリスクを改めて指摘している。

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