インターネットにつながりにくいという理由で、スコットランドの農村が過疎化

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「ブロードバンドコネクションが理由で(スコットランドの)田舎の過疎化が起こっているという事実が、明らかになってきた」。スコットランド政府のRichard Lochhead農村地域大臣が、10月9日に、議会でこう発言したことが、スコットランドの有力紙「The Scotsman」で報じられている。

「ブロードバンドコネクションが理由」というのは、詳しく言うと、インターネットのブロードバンドコネクションが無い、ということ。つまり、スコットランドの田舎の住民は、画像や動画にあふれた現代のウエブページを、あの驚異的に遅い、電話のモデム接続で見ているということになるようだ。これはツライ。出て行きたくなる気持ちが分からないでもない。

スコットランド政府は、この過疎化を食い止めるために、公共資金を投入してブロードバンドを普及させることを決めた。John Swinney財務大臣は、2018年までに、問題となっているハイランド地方と島しょ部のブロードバンド普及率を95%にすると約束した。

人々が住んでいる町や村から出て行くのには、いろいろな理由がある。仕事が見つからない、物価が高い、地方税が高い、治安が悪い……これからは、インターネットにつながりにくい、というのも理由の1つに加わりそうだ。

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