みんなで楽しく食べる家族は太っていない、というコーネル大学の調査結果

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何を食べるかではなく、どんな環境の中で食べると肥満になりにくいか。それを米国コーネル大学の研究者たちが調べた。その結果、親しい人たちと一緒に、コミュニケーションをとりながら食べるのがいいらしい、と分かってきた。調査の詳しい内容は論文として発表されている。

コーネル大学の研究者が何をやったかというと、190人の親や子供に、いつもどんなふうに食事しているかを非常に詳しく尋ねた。それと同時に、彼らの肥満度(BMI)も測定した。そうすると、食事の環境と肥満度に、関係が見えて来たというのだ。

例えば、子供たちと一緒に食事する習慣のある親は、あまり太っていない。これに対して、テレビを見ながら一人で食べるという親は大体太っている。例えば、家族全員が食べ終わるまでテーブルについているという親は、あまり太っていない。これに対して、自分が食べ終わったらすぐに席を立つという親は太り気味。もう1つ面白い例がある。「夕食の時に、その日1日のことについて、上っ面だけではないちゃんとした話をする」といった回答をした人たちは太っていないのだ。

非常に大ざっぱなまとめ方かもしれないが、家族みんなでちゃんとしたコミュニケーションをとりながら食べている人は太っていない、と言えるのではないか。じゃあ、そういう食べ方をすれば太らないか、と言うとそこまでの保証はない。因果関係が不明だということは、研究者も認めている。ただ、彼らはこの調査に関する論文の中でこんなふうに書いている。「一緒に食べる相手へのポジティブな思いが、過食したい気持ちに取って代わるのだろう」と。

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