太陽光で便をレンガにしてしまうトイレ、コロラド大学が開発

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米国の有力メディアDiscovery Newsが報じたところによると、太陽光で人間の便をレンガ状のバイオ炭(Biochar)にしてしまうトイレを、コロラド大学が開発した。

バイオ炭とは生物資源から作られる炭化物のことで、見た目は小さなレンガのよう。ただしそれで家を作るわけではなく、主に農作物の肥料として使われる。

300度で便を焼く

開発されたトイレには8つのパラボラ型集光器がついている。それぞれの集光器で集められた太陽光は、光ファイバーケーブルに導かれ、さらに1カ所に集結する。

光が最終的に集まるのは切手ほどの面積の狭い場所だ。その部分の温度は300度以上に。そこで便をジリジリと焼いて、炭化させ、バイオ炭を作るという仕組み。

エコロジー効果に期待

もしこのトイレが一家に一台備われば、人間の便が、衛生的な状態で、肥料として利用できることになる。災害時の断水にも困らない。

実用化に向けて

このトイレ、開発は一応済んだと言えるものの、まだ実用化は先だ。設備が大がかり過ぎることと、実際に稼働させるのに技術者が必要というのが理由。

コロラド大学の研究チームは、設備を実際のトイレにうまくフィットさせるべく知恵を絞っている。

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