やっぱりそうか!大げさに痛がる患者ほど救われる

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心臓発作などで病院に運び込まれた患者が、どれくらい素早く治療されたかを調べた結果が、最近発表された。調査を行なったカナダの研究者は、痛みを言葉や動作などで表現しない患者ほど治療が遅くなる、という見解を述べた。

男性患者は治療を受けるのが早い

この調査は、心臓発作などをはじめとする急性心疾患で病院に運び込まれた患者1,123人を対象に行なわれた。その結果わかったのは、総じて男性患者の方が、女性患者より短時間のうちに検査や治療を受けていたということ。

例えば、病院に運び込まれるとまず心電図検査を受けることになるが、それが10分以内だった男性は38%。一方、女性は29%。また、心筋梗塞に効果がある血栓溶解薬が30分以内に投与された男性は59%もいたが、女性ははるかに少ない32%だった。

痛みのアピールが治療を早める

病院が性差別をしているのだろうか? 治療が非常に遅れたケースは男性にも女性にも同程度の数だけあった。そのため、「性差別ではないだろう」と研究者は考えている。では、何が原因か?

医学会の常識として、男性の方が急性心疾患の痛みを大げさに訴える、ということが知られている。発作時に胸を掻きむしったり、心臓のあたりを鷲づかみにするのは、圧倒的に男性が多い。そうしたアピールが医師や看護師に処置を急がせているに違いない、と研究者たちは結論づけている。

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