男ばかりの職場はダメ、との調査結果

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女性研究者を支援する米国の非営利団体「アニータ・ボーグ・インスティチュート(The Anita Borg Institute for Women and Technology)」がまとめた調査から、職場に女性がいた方が生産性が高まることがわかった。

この結果は、職場とそこで働く人の性別に関わる、過去のさまざまな研究を総括したもの。過去の研究が、このように包括的にまとめられたのは今回が初めて。

過去のさまざまな調査が示すこと

「アニータ・ボーグ・インスティチュート」の調査で引用された過去の研究は、次のようなもの。

米国カーネギー・メロン大学の過去の調査によると、仕事のチームに女性が少なくとも1人入っていると、チーム全体の「集団的IQ」が高くなることがわかっている。

米国の著名コンサルティング会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」が、フォーチュン500にランク入りする企業を調査した結果、女性取締役が3人以上いる場合には投資利益率が66%以上増加、売上利益率が42%増加、株主資本利益率が53%増加することがわかった。

米国コロラド大学の全米女性情報技術センターの調査によると、男女混合の研究チームの方が、男性だけの研究チームよりも、重要な特許を30~40%多く取っているとのこと。

英国ロンドン・ビジネス・スクールが17カ国のさまざまな業種の会社について調べた結果、仕事のチームの半数程度が女性である場合、心理的な安心感が増し、メンバー同士の信頼が深まり、グループ全体の仕事の効率が良くなることがわかった。

適切な男女比が生産性を高める

これらをまとめた「アニータ・ボーグ・インスティチュート」の結論は――適度なバランスで職場に女性がいると、仕事の効率が上がり、新しいアイディアが生まれやすくなり、会社全体の生産性が上がる、というものだ。

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