ネイルサロンのUVライトで、がんのリスクが増加

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今、ネイルサロンでは、見た目が自然で長持ちするジェルネイルの人気が高まっている。ところが、このジェルネイルで、皮膚がんのリスクが増加するらしい。

ジェルネイルの施術では、爪に塗った樹脂を硬化させるためにUVライトを照射する。そのライト含まれる紫外線A波が原因だ。

実際に使われている17のネイル用ライトを調査

これまでにも、ネイル用のUVライトによる発がんリスクの増加が危惧されてはいた。しかし、それを証明する科学的データはなかった。

ところが、今回、米国ジョージア・リージェンツ大学が実施した調査によって、リスクがあることが確実になった。

同大学の皮膚科学者たちは、実際にネイルサロンで使用されている17のタイプのUVライトを用い、様々な角度から手にライトを照射。1回の施術で、手の皮膚がどの程度の量の紫外線A波を受けるかを精密に計測した。その結果、ライトの種類(機種)によって違いがあるが、「皮膚細胞のDNAに、わずかではあるが、ダメージを与える量である」ことがわかった。

DNAのダメージは、がんを引き起こしたり、細胞の老化を早めるなどする。

わずかに発がんリスク増加

ただし、1回の施術で受けるUVライトが、「発がんに繋がることはまずない」とのこと。月に複数回になると「ほんのわずかだが、がんのリスクは高まる」。

この調査を行なった研究者は、念のために手の甲に日焼け止めクリームを塗ったり、UVカットの手袋をつけてネイル施術を受けることを勧めている。

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