「果糖」を多く摂ると、死亡率が平均以上に

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果物に多く含まれる糖類のひとつ「果糖」。健康に良さそうなイメージがあるが、実はそうでもないことが、最近の調査でわかった。果糖を多く摂り続けると、死亡率が高くなるらしい。

平均以上の死亡率に、果糖が関係

米国の学術雑誌「The American Journal of Clinical Nutrition」の最新号に発表された調査結果によると、果糖の多量摂取と死亡率の上昇には明らかな相関関係があった。日頃の食事内容を調査した350,000人の、その後10数年間の死亡率を計算したところ、果糖を多く摂る人の死亡率は平均以上だったというのだ。

なぜそうなるかは、具体的にはわかっていない。ただ、ある程度の想像はつく。

果糖は体内でタンパク質と結びつき、「最終糖化産物(AGE)」というものに変わる。これが動脈の内壁を壊し、コレステロールの付着を促すため、心臓病になりやすくなるのではないか――というのが、調査を行った研究者たちの見解だ。

また、「最終糖化産物(AGE)」はガンの進行を早めるとも考えられている。「最終糖化産物」となるのは他の糖類も同じだが、果糖の場合は毒性がより強くなる。

ジュース、キャンディ、ジャムなどに注意

果糖が含まれるのは果物だけではない。食品成分表示を見れば、ジュースやソフトドリンク、キャンディ、ジャム類などにも多く入っているのがわかる。死亡率の上昇はそれほど大きくないが、気になるひとは少しセーブした方がよいかもしれない。

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