火星移住は実現するか?NASAの火星緑化計画、進行中

2014年05月13日 08時00分

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YouTube/VideoFromSpace
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アメリカ航空宇宙局NASAは、2021年に火星に送り込むことになっている火星探査車に、植物の種を載せる計画を立てている。NASAの活動状況を報道しているニュースサイト「SPACE.COM」によるNASAへの取材でこのことがわかった。

同サイトによれば、このNASAの計画は、人類の火星移住を視野に入れたものであるとのこと。

シロイヌナズナの種は火星で育つか?

植物の種を探査車に載せる目的は、それを火星で育てるため。カプセル状の容器に地球の空気や水などとともに入れられたシロイヌナズナの種200が、うまく育つかどうかを実験する。シロイヌナズナは、生物実験で広く使われるモデル生物だ。

太陽から受ける放射線のレベルが高く、重力が少なく、平均気温がマイナス63度という火星で、植物が育つのか? NASAの科学者たちは、15日ほどで発芽すると予想している。

人間の長期生存を視野に

「長期に渡って人が生存を維持するには、少なくとも火星で植物が育つことがはっきりしなければならない」。NASAでこの計画を主導するHeather Smith氏は、計画の目的についてこのように語った。

この火星探査車の打ち上げは2020年の中頃に予定されている。もしシロイヌナズナがうまく育てば、次には、規模を拡大した温室を作ることをNASAは考えている。

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