女子サッカープレーヤーたちが男女差別でFIFAを訴えるもよう

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世界トップクラスの女子サッカープレーヤー40数名が、男女差別でFIFA(国際サッカー連盟)を訴える構えを見せている――このことが、最近、複数の海外メディアで報道された。

人工芝のスタジアムは差別

女子サッカープレーヤーたちが男女差別としているのは、2015年女子ワールドカップの会場の芝だ。カナダで開かれるこの大会では、6つのスタジアムが会場として指定されている。これらのすべての会場の芝が、人工芝であることが今回の問題を呼び起こした。

世界トップクラスのサッカープレーヤーの間では、人工芝は、1段ランクの低いものと捉えられている。天然芝と比べてボールの転がりが速いことや、ボールのバウンドを吸収しないこと、プレーヤーの怪我が多いことなどがその理由だ。

40数名のプレーヤーたちがFIFAに宛てた抗議文によると、「女性に1段劣る芝を割り当てることは性差別であり、これは国際人権条約である欧州社会憲章や『権利と自由のカナダ憲章』をはじめとするカナダの国内法に違反する」とのこと。

また、彼女らはその抗議文の終りに、「FIFAが女性プレーヤーに対する差別的な処遇を是正するための話し合いに応じないならば、我々は法的手段に訴える用意がある」と明言し、強固な姿勢を見せている。

抗議文に署名した40数名の中には、米国のアビー・ワンバック、アレックス・モーガン、ヘザー・オライリーといったスタープレーヤーや、FIFA女子ワールド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたドイツのナディーネ・アンゲラーらがいるとのこと。

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