面白動画を撮るために警官にバナナを向けた男、即逮捕

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flickr_Fernando Stankuns

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米国コロラド州で、11月23日、銃のように持ったバナナを警官に向け、逮捕された男がいる。ネイサン・チャニング、27才。

ほんの冗談のつもりでやったらしいが、彼は今、警官を威嚇したとして罪に問われている。有罪になれば、最高で10万ドルの罰金を払い、そのうえ3年間刑務所に入らなければいけない。

命の危険を感じた警官

バナナを向けられた2人の警官、バンチ保安官とラブ保安官は、冗談ではなく「命の危険を感じた」と、海外ニュースメディアに話した。

その日、パトカーに乗って道路をパトロールしていたバンチ保安官は、歩道に妙な男がいるのを見つけた。その男は、コートのポケットに手を突っ込み、何か黄色いものを取り出し、空に向けて銃のように持って構えていた。不審に思ったバンチ保安官が車で近づくと、男は何と、黄色いそれをバンチ保安官にピタリと向けた。

銃で撃たれる、と感じたバンチ保安官は、パトカーを加速してその場から逃げる。そして、後続する別のパトカーに乗ったラブ保安官に無線連絡した。

もう1人も銃らしきものを突きつけられ

無線で注意するようにと告げた後、バンチ保安官が現場に戻ると、ちょうどラブ保安官がその男に近づいて行くところだった。すると男は、ラブ保安官にも黄色い銃らしきものを向けたのだった。

危険を感じたラブ保安官は、反射的に銃を抜く。その時バンチ保安官が気がついていなければ、ネイサン・チャニングは撃たれていただろう。「それはバナナだ!」というバンチ保安官の声で、チャニングは救われた。

なぜバナナと分からなかった?

供述書の中で、2人の警官はチャニングが持っていたものについて「中央部が黒い、黄色のチューブ状の物に見えた」と言っている。また、銃が必ずしも黒くないことはこれまでの訓練や現場経験でよく分かっていた、とのこと。

YouTubeに投稿する面白動画のために

ネイサン・チャニングはなぜ、こんな、やらなくても良いことをやったのか?

警察の取り調べで彼は「YouTubeに投稿する面白動画の、リハーサルをやっていた」と答えている。「祝祭日のために、皆の気分を明るくしたかった」と。

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