世界初、3Dプリンタで作った自動車が発表される

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Local Motars

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最近の産業界は3Dプリンタで沸いている。地図や靴、ヘルメット、はたまた骨壺まで3Dプリンタで作る時代だ。

先週も、ボディの骨組みを3Dプリントした自動車(EDAG light cocoon sports car)の登場が海外メディアで報じられていたが、ここにご紹介する「Strati」という車は、それよりさらに進んでいる。ボディを含めたほとんどの部分が、3Dプリンタで作られているのだ。

アメリカの国際製造技術展示会で発表

このStratiは、今年の国際製造技術展示会(International Manufacturing Technology Show)で発表された。製造したのは、ユニークな車をデザインする国際的な会社Local Motarsだ。

ボディやパーツを3Dプリントするのに44時間かかり、組み立て工程に4カ月半を要したとのこと。ただ、本格的に生産開始となれば、体制を拡充してプリント時間を24時間に短縮し、1台を6週間で製造することができるそう。

部品数を49にまで削減

一般的な自動車は数千の部品から成るが、このStratiは、わずか49の部品から出来ている。全ての部品が3Dプリントされているのではなく、バッテリーやエンジン(電気モーター)、サスペンションなどは旧来のものが使われている。

ボディやシャーシ、インテリアなどは全て3Dプリントだ。素材は、カーボンファイバーで強化されたABS樹脂。

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3Dプリントカーのメリット

3Dプリントされた自動車には、珍しいという以外に、様々なメリットがある。例えばオンデマンドで部品を3Dプリントできるので、修理が安くなる。同様に、車のカスタマイズも簡単に、安価にできる。

1台1万8000ドル〜3万ドル

製造元のLocal Motarsは、近々、商業生産を開始することを発表。サイトで予約を受け付けている。値段は未定だが、1万8000ドル〜3万ドル程度になりそうだとのこと。

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