【悲報】10万の銀河を調べた結果、宇宙人生息の証拠見つからず

2015年04月15日 18時00分

2015年04月15日 18時00分

flickr/Adam Evans
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もし宇宙人がいるなら、その確たる証拠は20年以内に見つかるだろう——NASAの科学者たちはこう考えているようだが、おおよそ10万の銀河(小宇宙)を対象にした最新の調査では、その証拠は見つからなかった。

赤外線天文衛星WISEのデータを分析

調査を行なったのは、米国ペンシルヴァニア州立大学の研究者グループ。彼らはNASAの人工衛星「WISE」が収集した赤外線についてのデータを詳しく調べ、地球外の星に知的生命体が存在するかどうかを検討した。

広域赤外線探査衛生とも呼ばれるWISEには超高感度の赤外線望遠鏡が備えられており、宇宙全域からやってくる赤外線を捉え、それをデータとして記録している。

文明があればその星は赤外線を放出する

赤外線のデータを見て、どうして知的生命体がいるいないが分かるのか? 研究グループのリーダーであるジェイソン・ライト氏は次のように説明している。

「ある星に知的生命体が存在して、我々のようにコンピュータを使ったり、飛行機を飛ばしたり、あるいは我々の想像を超えるようなものを使っていたとしても、必ず熱が発生するでしょう。その熱は波長2.5〜4μmの中赤外線となって星から放出されます」

つまり、ある星が中赤外線を不自然に多く放出していれば、文明が存在する可能性があるということだ。

10万の銀河から証拠は現れず

同大学の研究者グループは、約10万の銀河(星が集まった小宇宙)について、そこから放出される中赤外線を調べたが、文明が存在すると考えられるほどの量はどこからも検出できなかった。

ただ、「通常よりハイレベルの中赤外線」が検出された銀河が50あり、研究者たちはそれらについてさらに詳しい調査を進めるとのこと。

この調査の詳細は、科学専門誌「The Astrophysical Journal」の最新号に掲載される予定になっている。

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