マラソン大会で詐欺発覚!こっそり途中参加した選手がそのまま1位でゴール

Text by

  • 1
flickr/JD

flickr/JD

先週、米国ミズーリ州セントルイス市で行なわれたGO! St.Louisマラソン大会で、出場者による詐欺が発覚したようだ。優勝したケンドル・シューラー(29才・女性)は、大会オフィシャルの発表によれば、マラソンの全距離を走っていなかった。

優勝決定後に疑惑が浮上

優勝した女性は賞金1,500ドルと、有名なボストンマラソンへの出場資格を得たが、その後「マラソンの全距離を走っていなかったのではないか」という疑惑が浮上した。疑いが起こったきっかけは、コース途中の地点通過タイムが記録されていなかったことだった。

詐欺を示すいくつもの証拠

この大会の出場者には、ICチップが仕込まれた公式のタグを身につけることが義務づけられており、地点通過の際にはタイムが自動的に記録されるようになっている。だが、大会オフィシャルによれば、優勝した女性のタグに残っているはずの記録は人為的に消去されていたとのこと。

また、このタグは膝に着けることになっており、他の出場者は全員膝に着けていたが、彼女だけは膝に着けていなかった。

先導員より先にゴール

詐欺を示す証拠は他にもある。大会では、出場者たちの先頭を自転車に乗ったオフィシャルスタッフが走ることになっているが、このスタッフと一緒にゴールインしたのは、不思議なことに2位走者だった。

さらにこの2位走者は「自分は先頭でスタートし、誰にも追い抜かれていないはずだ」と証言している。

オフィシャルは、コース各所で撮った写真を調べたが、どれにも優勝者の姿は写っていない。

優勝取り消し

これらの証拠を基に、大会オフィシャルは一昨日、「優勝した彼女はマラソンの全距離を走っていない」と公式発表し、優勝を取り消した。

彼女自身は詐欺を認めていないが、おそらく最終通過地点を過ぎた後に、監視する大会オフィシャルの目を盗んでコースに入り、そのまま先頭を走ったのだろうと考えられている。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking