職場のトイレに歯ブラシを置いている人要注意!60%はウンチの菌がついていると判明

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flickr/Rodrigo Amorim

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米国クウニイピアク大学の最近の調査によって、トイレの洗面所に歯ブラシを置いておくと、どのような置き方であってもウンチの大腸菌がつく可能性が比較的高いと分かった。

職場のトイレなどに歯ブラシを常備している人は、注意が必要かもしれない。

この調査結果は、先週、米国のニューオーリンズで開かれた米国微生物学会の年次総会で発表された。

調査した60%のハブラシに、ウンチの大腸菌が

クウニイピアク大学の研究者は、学生寮で暮らす学生たちの歯ブラシを調査した。寮には共同トイレがあり、学生たちはたいていその洗面所に歯ブラシを置いてある。

そんな彼らの歯ブラシの60%から、人の腸内にいるはずの大腸菌群が見つかった。

つまり、微細なウンチが歯ブラシについているということになる。

どのような置き方をしてもソレはついている

歯ブラシを清潔な状態で置いておけば防げるのか、というとそうでもない。

調査では、ケースに入れた歯ブラシや、ブラシ部をカバーで覆った歯ブラシなどからも大腸菌が検出されている。

また、使用後にお湯で洗っても、マウスウォッシュで洗っても、やはり大腸菌はついてしまうとのこと。

具体的にどういった経緯で大腸菌がつくのか、それは現在のところ不明だ。

他人の大腸菌が口に入ると危険

この調査を行った研究者によれば、歯ブラシについているのが自分の大腸菌であれば、たいして問題はないとのこと。

問題になるのは、他人の腸内にいる大腸菌が自分の体内に入ってしまう場合だ。こうなると、それぞれの個人に特有の腸内細菌の構成バランスが崩れ、健康に害を及ぼす危険性が出て来る。

使用前にも水洗いを

歯ブラシに大腸菌がつかないようにするにはどうすればいいか?

残念ながら、確実な方法はまだ分からない。研究者は、歯ブラシを使う前にも水洗いすることや、使い終わった後にブラシがよく乾くように、風通しの良い場所に垂直に立てて置いておくことを進めている。

湿った状態のままブラシをケースなどに入れると、逆に菌が繁殖してしまう。

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