「地球は15年後“ミニ氷河期”に入る」英国王立天文学会で発表

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flickr/Mike Lewinski

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先週、イギリスのウェールズで開催された英国王立天文学会総会で、「今後15年以内に、地球はミニ氷河期といえる時代に入る」という予測が発表された。

これは太陽を専門に研究する学会員の一致した意見で、「97%確実」であるとのこと。

最新テクノロジーで導き出された結論

研究者たちを代表してこの発表を行なったのは、英国ノーザンブリア大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授。

発表された予測は、最新テクノロジーによって収集された現時点で最も信頼できるデーターから導き出されたものであるとのこと。

2030年付近で太陽活動は60%減衰

太陽の活動には周期的な勢いの増減がある。それは太陽内部の複雑な磁場の変化によって起こるもので、昔は予測が難しかったが、テクノロジーが発達した現代ではほぼ間違いなく周期を予測できるようになっている。

ジャルコヴァ教授はこう前置きしたうえで、「太陽の活動は、2030年あたりには今と比べて60%減衰する」と言う。また、この予測は「97%」確実であるとのこと。

その後10年続く「ミニ氷河期」

その時地球はどうなるか? 地球の温度が全体的に下がり、天文学者たちがいうところの「ミニ氷河期」がやってくる。

過去のミニ氷河期は今からおおよそ300年前、1645年〜1715年にあったという。今回予期されているミニ氷河期は、約10年続くとみられている。

厳冬で川が凍る

300年前のミニ氷河期には、通常凍ることのないロンドンのテームズ川が7週間も凍り、その上を人が歩いていたという歴史的な記録がある。

15年後にもほぼ確実に、地球のあちこちで同様のことが起こるだろう。

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