「声が聞こえた」医者もさじを投げた昏睡状態の男性、妻の呼びかけに反応し見事生還

Text by

  • 2
flickr/ MilitaryHealth

flickr/ MilitaryHealth

昏睡状態で死の淵を6日間さまよったその夫は、「妻の声が僕をこの世に引き戻した」と言った。

切り傷から細菌感染、敗血症に

イギリス・ヨークシャーに住むウィル・オズガビーさん(42才)は、ちょっとした切り傷を放っておいたことから細菌感染し、敗血症ショックを起こした。その後、血中の細菌が複数の臓器不全を引き起こし、危篤状態となった。

昏睡状態のウィルさんに、病院の医師は「1番強い薬を与えて何とか生き長らえさせた」と妻のギル・オズガビーさん(32才)は言う。

その後彼女は病院の医師から、「我々医師チームにできることは、これ以上何もない」と4回も告げられた。

昏睡の夫に6日間語りかけた妻

医師から見放されてしまった夫。しかし妻のギルさんは諦めなかった。自分と2人の息子のためにこの世に戻って来てくれ、と夫の耳元で言い続けたのだ。

「戻って来て、ウィル! 気を強く持って! 息子たちのことを考えなきゃいけない。頭の中に息子たちの写真を思い浮かべて。歯をくいしばってこれを乗り越えて!」

こんなふうに言っていたと、彼女は海外メディアに語っている。

「夫が集中治療室に入っていた6日間、私か彼の母か妹が24時間そばについていて、私はずっと夫に向かって話し続けていた」

昏睡の中で妻の声を聞いていた夫

意識を取り戻したウィルさんは、2週間後には起きて歩けるまでに回復し、現在、自宅療養中だ。ウィルさんが海外メディアに語ったところによると、昏睡中に妻の声が聞こえていたらしい。

「妻は私に、生きろ生きろとしつこく言ってくれた。それがなければ今こうしてはいられなかっただろう。妻や家族の声はよく聞こえていたよ」

「妻は私が生き返ると確信してくれていた。そしてそれを口にし続けてくれた。乗り越えられたのは、妻の語りかけのおかげだと心底思う」

彼の治療にあたった医師チームは、昏睡状態からの奇跡的な回復に非常に驚いている。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking