中国では年間160万人が大気汚染で死亡している:米研究機関発表

2015年08月14日 19時00分

2015年08月14日 19時00分

flickr/Global Panorama
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中国では大気汚染が原因で年間おおよそ160万人が死亡している——こんな調査結果が、地球環境に関する調査を専門とする米国の独立研究機関「バークレー・アース」から今月6日に発表された。

年間160万人ということは、1日に何と4,400人が死亡しているという計算になる。

中国国民の死亡原因の17%が大気汚染

独立研究機関「バークレー・アース」は、中国、韓国、台湾の合計1,500カ所から得られた4カ月間の情報を分析した結果、この結論に至った。

また、死亡した中国国民のうち約17%の死亡原因が大気汚染であることも、今回の調査から分かった。

発電所や家庭・工場で燃やす石油燃料が汚染源

中国では、発電所や家庭・工場などで石油燃料が燃やされた際に排出される微粒子が、人体に最も大きな害を与えているとのこと。

これらの微粒子は肺から血液中に入り込み、ぜんそくや心臓病などをはじめとした様々な病気を引き起こす。

92%の中国人が汚染された空気を吸っている

また今回の調査で、中国国民の大部分が汚染された空気を長時間吸って生活していることも分かった。調査対象となった4カ月の期間中「汚染された空気を120時間以上吸った中国人は全人口の92%にのぼった」と発表されている。

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