エジプトの億万長者が「シリア難民のために島を買う」と公言

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flickr/ Marc Smith

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エジプトの億万長者が、シリアなどからの戦争難民を受け入れるために、個人的に「ギリシャかイタリアの島を購入する」と公言した。

世界で知られたテレコムの巨人

その億万長者とは、携帯電話通信ビジネスの世界的巨人ナギーブ・サウィーリス氏だ。(日本のメディアでは、ナギブ・サウィリス、ナギーブ・サウィリスなどとも表記されている)

所有資産総額29億ドルといわれている彼は、今月1日、Twitter上で島の購入計画を明かした。

「ギリシャかイタリアから島を購入し、そこで避難民が自分たちの国を作る仕事をしながら生活できるようにしたい」これが彼のツイートだ。

今年に入って2,500人以上の難民が死亡

ヨーロッパからの戦争難民が、今年に入ってから2,500人以上も亡くなっている。その多くは海での事故だ。シリア内戦が始まった2011年以降、400万人のシリア難民が命を落としている。

島ひとつで足りなければもっと買う

「難民を全て収容できるほど大きな島はあるのか?」という質問を受けたサウィーリス氏は、次のように答えた。

「ひとつ以上の島を買うこともできる。無人島は何十もあるのだし、複数の島なら何万人もの難民を受け入れられる」

島の値段より町づくりの費用がかさむ

サウィーリス氏は、島の取得費用として1,000万ドル〜1億ドルを考えていると海外ニュースメディアに語った。

これだけでも大した額だが、「メインの出費はインフラの整備になるだろう」と彼は言う。とりあえず必要なのは避難民の仮設住宅だが、その後は彼ら定住できる住宅や学校、病院などを作っていく計画だ。

「充分に実現可能だ」と彼は言い切っている。

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