意外?アダルトビデオを見る人には男女平等主義者が多いとの調査結果

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flickr/ Lies Thru a Lens

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ポルノビデオを見る人は男性優位主義者だ、という意見が欧米では一般的だ。男性の自分勝手な妄想を具体化したものがポルノビデオだと考えられているからだろう。

ところが、米国ウェスタンオンタリオ大学の最近の調査で、こんな通念とは真逆の結果が出た。

ポルノを見る人には男女平等主義者が多い

ウェスタンオンタリオ大学の研究者たちは、「ポルノビデオを見る人は男性優位主義者である」という通念が本当かどうかをはっきりさせるために、1975年から2001年にかけての全米総合社会調査結果を分析し、サンプルとなった男女のポルノビデオの閲覧頻度と異性に対する意見との関連を調べた。

その結果分かったのが、ポルノビデオを見る人には男女差別をしない平等主義者が多い、という事実だ。

年1回以上見る人にはこの傾向がある

ポルノを見ているのはもちろん男性だけではない。この調査ではもちろん女性も対象となっている。対象の56.3%は女性で残り43.7%が男性だ。

男女を問わず、「年1回以上ポルノを見る人は、女性が権力のある地位につくことを認め、女性が家の外にでて仕事をすることに賛成し、妊娠中絶についても賛成の態度をとる傾向が強い」と同大学の研究者は述べている。

ポルノ鑑賞が男女平等主義者を作るのか?

調査結果を発表した論文には、因果関係は示されていない。つまり、人はポルノ鑑賞をすると男女平等主義者になるのか、あるいは男女平等主義者はもともとポルノ鑑賞が好きなのか……そこまではわからない。

ただ、ポルノ有害説に対する有力な反証となることは確かだ。

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