死亡を95%予測するコンピュータが、ボストンの医療センターに

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患者の死亡を95%の正確さで予測するスーパーコンピュータが開発され、ボストンの医療センターで稼働を始めた。

ビッグデータを活用した新テクノロジー

そのスーパーコンピュータは、患者の血中酸素濃度から血圧に至るまでさまざまな数値を3分ごとに測定する。そのデータを過去の患者データと照合し、過去の事例を元に死亡を予測するのだ。

照合する過去のデーターの量が半端ではない。過去30年間の25万人の患者の詳細データが、そのスーパーコンピュータには蓄積されている。コンピュータはそれを短時間で照合し、症状のよく似た過去の患者を探し出し、該当する患者が死亡しているかどうかをチェックする。

これは、近年注目されているビッグデータを医療分野で活用した新テクノロジーと言っていいだろう。

死亡の予測は95%当る

現在、米国・ボストンにあるベス・イスラエル・ディーコネス医療センターで稼働しているこのコンピュータについて、開発チームのリーダであるスティーブ・ホン医師は次のように言う。

「重篤な患者の死亡を、95%の正確さで予測できます」

「あなたがこのコンピュータに『死にます』と言われたら、おそらく30日以内に死ぬでしょう」

もちろん、このスーパーコンピュータは死亡予測のために開発されたわけではない。医師の診断をサポートするためだ。医師が過去25万人のカルテを参照することは不可能だが、スーパーコンピュータを使えば可能になる。

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