自動運転車に違反キップを切ろうとした米国警官、ドライバーがおらず困惑

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flickr/Highway Patrol Images

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Googleの自動運転車に違反キップを切ろうとした警官が、違反キップを渡すべきドライバーがいないことに困惑するという出来事が米国カリフォルニア州であった。

ハイウェイをのろのろ運転

Google本社のある米国カリフォルニア州マウンテンビュー付近のハイウェイで、その警官は、ひどくのろのろ走っている車を見つけたという。

車は時速35マイル制限の道を時速25マイルで走っていた。そのおかげで複数の後続車がのろのろ運転を強いられていた。

カリフォルニア州には、ハイウェイで制限速度を大きく下回って走ってはいけないという法律がある。後続車の迷惑になるからだ。

そこで警官は車を止め、違反キップを切ろうとした。だがそれは、Googleの自動運転車。コンピュータが自動運転しているのでドライバーはいない。その代わりに同乗者(Googleのスタッフ)が一人座っているだけだった。

下にあるのが、ツイッターに投稿されたその時の様子。

 違反キップは誰の手に?

結局、違反キップは誰の手に渡されたのか? 興味深いところだが、今回は誰にも渡されなかった。

カリフォルニア州では、自動運転車を含む電気自動車には一般の自動車とは別の法律が適用される。つまり、Googleの自動運転車がのろのろ走っても、違反にはならないらしい。

Googleはこのことを最初から知っていたようで、「意図的に時速25マイルで走るように設定してあった」と発表している。

これに刺激された、かどうかは分からないが、その後マウンテンビュー警察は、のろのろ運転をやめるようにという警告をツイッターに投稿した。

「この警告は交通妨害に対するものだ(後続車がつかえていた)。道交法22499(a)に違反する」

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