妊娠中に大麻を吸うと生まれた子の目がよくなるという困った研究結果が

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flickr/Romain DECKER

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母親が妊娠中に大麻を吸うと生まれた子供の目がよくなることが、カナダ州立ウォータールー大学の研究で分かった。

子供の動体視力がよくなる

大学の研究者グループは、妊婦の薬物摂取が子供にどのような影響を与えるかを調べる中でこの発見をした。

研究グループは、妊娠中に母親が大麻、アルコール、覚醒剤、ニコチンなどを摂取していた子供(生後4カ月)たちの、視覚機能を調べた。

すると、大麻を吸った母親から生まれた子供たちは、動くものを認識する力と、動くものを目で追いかける力が優れていることが分かった。これは動体視力のよさにつながる。

母親が覚醒剤やニコチンを摂取していた場合、子供の視力に影響はなく、アルコールを摂取していた場合には視力が下がることも分かった。

大麻がいい、ということではない

この研究結果だけを見ると「妊娠中に大麻を吸った方がいいのか」と思いがちだが、「そう考えるのは早過ぎる」と研究者は言う。

「大麻が胎児の脳に与える影響については、まだ充分に研究されていない」こう言うのは この研究のリーダーであるトンプソン教授だ。

子供の目がよくなるとしても、他の部分に障害が出るという可能性は充分にある。

「だから、妊娠中に大麻を吸った方がいい、というふうには受け取らないでほしい」と教授は言う。

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