英国の学生が作った「駐禁キップ取消し出願」サイトで3万人が罰金ナシに

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flickr/Bradley Gordon

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18才の大学生が作った、駐禁キップの取消しを政府に出願できるサイトが、予想外の成果を上げている。

取消願いを無料で市に送付

英国ロンドン出身の大学生ジョシュア・ブロウダーさんが今年8月に開設したサイト「DoNotPay」は、駐禁キップの取消しを求める正式な請願書を自動生成し、ロンドン市にメールしてくれるサイトだ。料金は無料。

もともとはブロウダーさん自身が、ロンドン市内で立て続けに30もの駐禁キップを切られたことがきっかけで始めた半分趣味のようなサイトだが、開設4カ月後、8万6,000人以上が利用し、市議会に正式な請願書を送ったという。

3万人が違反取消し、罰金ナシに

サイトでは、違反取消しを訴えるのに効果的な「理由」を12の中から選べるようになっている。利用者がどれかを選ぶと、電子請願書が自動生成され、それを訴えるのにふさわしい市の部署にメールされるようになっている。

これまでサイトから誓願を行なった8万6,000人のうち、約40%にあたる3万人の誓願が認められ、違反は取消し、罰金はナシとなった。

少数の友だちのために作ったはずが

現在は米国カリフォルニアのスタンフォード大学でコンピュータ・サイエンスを学ぶ彼は、海外メディアの取材を受けて次のように言う。

「あのサイト(DoNotPay)にそんな大きなインパクトがあったとは、驚きました。僕があれを開設した時は、親戚や友人などほんの少数の人たちの助けになればいいな、と思っただけでした。何万人もの違反取消しに役立つとは、思ってもみませんでした」

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