墜落前に客室ごとパラシュートで脱出させる旅客機が発案された

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YouTube/Ratz Wali

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ウクライナの航空機エンジニア、ウラジミール・タタレンコ氏が、航空機事故から乗客を守る大胆なアイディアを公開した。

客室がまるごと離脱

そのアイディアの基本は、いたってシンプルだ。

緊急時には旅客機の客室(キャビン)がまるごと離脱し…

 

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巨大パラシュートでゆっくりと降下。

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海上や陸地にランディングするようになっている。

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その際は、客室の底部に装備されたエアクッションが自動的に膨らみ、ランディングの衝撃を和らげる。

故障しない航空機でも事故は起こる

発案者のタタレンコ氏は、ウクライナの航空機メーカー「Antonov Serial Production Plant」社のエンジニアであり、航空機事故に関わる特別委員会のメンバーでもある。

「世界中のエンジニアは、機体の安全性を高めれば航空機事故から人を守れると思って努力しているが、それは間違いだ」と彼は言う。

「航空機事故の80%は人為的なミスから起こっている。つまり、故障しない航空機を作っても、それだけで人命は守れないということだ」

こう考えて行き着いた彼の結論が、客室そのものを脱出カプセルにする案だった。

旅客運賃は高くなるかもしれないが

タタレンコ氏が5年以上かけて煮詰めたこのアイディアは、充分に実現可能であるとのこと。

ただその場合、機体を作る費用が増し、現在の一般的な航空機より機体が重くなるため燃料費も増し、旅客運賃が高くなると考えられる。

高いお金を払ってもタタレンコ氏の飛行機に乗りたいか?

氏が行なったアンケート調査では、95%が「乗りたい」と答えている。

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