「ハッピーバースデートゥーユー」の歌に著作権があった!3月から使用料なしに

2016年02月10日 18時00分

2016年02月10日 18時00分

Wikipedia/ハッピーバースデートゥーユー
Wikipedia/ハッピーバースデートゥーユー

おなじみの「ハッピーバースデートゥーユー」の歌、その著作権を持っていた世界3大音楽レーベルのひとつ、「ワーナー・ミュージック・グループ」が、裁判所の判決を受けて権利を手放した。

その歌はみんなのもの

これまで「ハッピーバースデートゥーユー」の歌の著作権はワーナー・ミュージック・グループにあり、同グループはこれまでに1,400万ドル以上の著作権料を徴収してきた。

個人が趣味で演奏したり、誕生パーティーで歌ったりするぶんには、もちろん著作権料を払う必要はない。だが、映画やCMなどで使用する場合には同グループに数百ドルから数千ドルの使用料を払わなければいけなかった。

音楽、映画関係者が反発して訴訟に

2年前、これに反発した映画プロデューサー、ミュージシャン、音楽プロデューサーの3人が、「世界で最も有名なこの曲は公共のものであるべきだ」として、米国カリフォルニア州の裁判所に訴えた。

裁判所は「ハッピーバースデートゥーユー」が公共のものであると認定し、ワーナー・ミュージック・グループに、これまでに徴収した著作権料を払い戻すように命じた。

オリジナルは「おはようの歌」

「ハッピーバースデートゥーユー」のオリジナル曲は、1893年に米国の姉妹、ミルドレッド・ヒルとパティ・ヒルが作詞作曲したもので、タイトルは「Good – Morning to All(みんなにおはよう)」。誕生日の歌ではない。

Wikipedia/ハッピーバースデートゥーユー

Wikipedia/ハッピーバースデートゥーユー

ワーナー・ミュージック・グループは、その曲の出版元から著作権を買い取ったと主張したが、裁判所は、買い取ったのはピアノアレンジの部分だけで歌詞と歌のメロディではないという原告側の主張を支持したようだ。

裁判所の判決が効力を発揮し、著作権フリーとなるのは3月末からであるとのこと。

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