オリーブオイルの値上がり必至!イタリアとスペインが今年大凶作

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flickr/Emilian Robert Vicol

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オリーブの主要生産国であるイタリアとスペインの今年の収穫量が「壊滅的」であったことから、オリーブオイルの価格急騰が必至と見られている。

病害と干ばつで

地中海諸国のオリーブの収穫期は今月終わったが、収穫高は例年に比べて激減し、「壊滅的」だったと専門家は言う。

特に収穫高減が著しかったのが、イタリアとスペインだ。イタリアでは、オリーブのエボラなどと呼ばれているピアス病の蔓延が原因。スペインは干ばつに見舞われた。

過去4年間で最低

イタリアでは数年前からピアス病の害が広まっており、2014〜15年の収穫量も著しく減少。これまでに100万本以上の木が被害を受け、今も猛威をふるっている。

また、ピアス病が原因で、2014〜15年の世界のオリーブ収穫高は40万トン以上減少した。

オリーブの国際商取引基準を策定している「国際オリーブ理事会(IOC)」は、「2015〜16年の世界のオリーブ収穫高は、過去4年の中で最低になるだろう」と予測している。

すでに14〜20%の値上がりが

オリーブの収穫高が減れば、オリーブオイルの値段が上がるのは必至だろう。

海外メディアによれば、すでにエキストラバージンオイルの卸売価格がイタリア産は14%、スペイン産は20%上昇しているとのこと。

これを受けてスーパーなどが小売価格を上げるのはいつになることか。ちなみにイギリスでは、すでに10%以上小売価格が上がっている。

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