日本だけじゃない!2月は世界中が異常に暖かかったと判明

Text by

  • 2
NOAA

NOAA

驚異的な暖かさ? 天文学的な暖かさ? それとも、奇怪な暖かさ? ——先月の気温が世界中であまりにも高過ぎたため、気象学者たちは適切な形容詞を見つけられないでいる。

アメリカ海洋大気庁の発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は17日、2016年2月の世界の平均気温と気温分布を発表した。

それによると、全地球の平均気温は、例年の平均値を1.21度上回った。この1.21度という数値は「われわれから見ると、天文学的に大きい」とNOAAの気象学者は言う。

「陸地も暖かかった。海も暖かかった。高層大気も下層大気も、南極大陸以外のどこもかしこも、先月は記録的な高温になった。これは気違い沙汰だ」

北極圏では、先月、陸地の平均気温が例年よりも何と4.5度も上がっている。

NASAでも同様の観測値が

他の研究機関もNOAAと同様の見解を発表している。

NOAAとは異なる統計的手法を用いるNASAや、気象衛星からのデータを解析するアラバマ大学とRemote Sensing Systems社の研究チームも、2月の暖かさを「異常」と形容した。

ジョージア工科大学のある学者は、海外メディアの取材を受けて次のように語る。

「最近は高温の記録更新が当たり前になっているので、私はめったなことでは驚かないが、NOAAが発表した2月の気温を見て、まるでSF映画を見ているような気になった」

暖冬で過ごしやすいと喜んでばかりはいられない。どうも、世界的に気候がおかしくなっているようだ。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking