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ギリシャで2500年前の古代都市が発見される!貨幣や陶器も発掘

University of Gothenburg

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考古学者たちがこれまで注目していなかったギリシャの中央部に、未発見の古代都市が存在した。

40ヘクタールの大都市が隠れていた

その場所は、ギリシャの首都アテネから北へ車で2時間ほどの所にあるStrongylovouniという丘の上。ヴロコスという小さな村の近くだ。

古代にささやかな集落があったのではないかと考えられていたその場所を発掘してみると、塔や城郭、巨大な門などを備えた大規模な都市遺跡が見つかった。

「少し掘ってみると、街の中央広場や格子状に伸びる道路が見つかった。それで相当大きい都市だということが分かったんだ。結局、壁に囲まれた都市全体の広さは40ヘクタールあった」

発掘プロジェクトのリーダーであるスウェーデン・ヨーテボリ大学のロビン・レンルンド氏はこう言う。

下にあるのは上空からの写真だ。

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2,500年前の遺跡

現在はまだ第1次の発掘が終わった段階だが、出土した貨幣や陶器の中で最古のものは今から約2,500年前、BC500年頃のものであることが分かった。BC500年頃といえば、アテネに民主制が成立し、その一方でスパルタが勢力を強めていた時代だ。

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この(発見された)古代都市はその後BC300年頃まで繁栄したが、何らかの理由で人が居なくなった。おそらく、ローマ帝国の侵略が関係しているだろうとレンルンド氏は考えている。

テッサテリア平原にあるこの丘は標高が高く、冒頭の写真のように雲に覆われていることが多い。

「これまでに誰もこの丘を発掘しなかったことが不思議だよ」とレンルンド氏は海外メディアに感想を述べた。

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