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離着陸で機内を薄暗くするのはなぜ?操縦士が明かした理由がマジすぎる!

flickr/Matthew Grapengieser

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旅客機が離着陸する際、フライトアテンダントが機内の照明を薄暗くするのはなぜだろう?

お客を心理的にリラックスさせるため? それとも、窓から漏れる光がいわゆる「光害」になるのを防ぐため?

現役パイロットによれば、どちらも本当の理由ではない。

重大な緊急時への備え

航空会社やフライトクルーの裏事情を明かした本「Cockpit Confidential」の著者であるパトリック・スミス氏が、最近、その理由を英国のメディアに語った。

機内を薄暗くする理由は、重大な緊急時に備えるためだという。

「乗客の目を闇に慣れさせるためなんだ」とスミス氏。

離着陸の時は、それ以外の時と比べて事故が起こりやすい。事故が起これば機内の照明は消え、真っ暗になる。そんな時、乗客の目が暗さに慣れていれば、すぐに非常口に向かえるという。

明るい場所にいた人間の目が暗闇に慣れるまで約10分かかる。緊急時の貴重な10分をロスしないために、フライトアテンダントは機内を薄暗くしているのだ。そんな大きな理由があるとは知らなかった。

窓のブラインドを上げる理由は

着陸の際、フライトアテンダントは読書灯を消すだけでなく、窓の(シャッターのような)ブラインドを上げて回っているのに気づいた人もいるだろう。これにも理由がある。

事故が起こった時、外の様子がすぐに見えるようにだ。フライトアテンダントは、乗客を誘導する前に外の安全を確認しなければならない。ブラインドが上がっていれば、外に漏れた燃料が燃えていたり、何かが爆発したりしていても、見ればすぐにわかる。

なるほど、気になっていた謎は解けたが、ちょっとビビッてしまう。

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