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父親を招く学校のイベントに男装して行ったシングルママに賞賛の声

Whitney Kittrell/Facebook

Whitney Kittrell/Facebook

父親と一緒に朝ご飯(ドーナツ)を食べよう、という小学校のクラスイベントに、父親の代わりに男装して参加した米国のシングルママが、SNSだけでなくニュースメディアでも話題になっている。

シングルママの決意

米国ユタ州に住むホイットニー・キトレルさんは、3年前にシングルママになった。その時彼女は、「自分がどれだけ大変でも、子供には、両親がいるのと変わらないノーマルな生活を送らせよう」と固く決心した。

そして3年間頑張ってきたが、そんな彼女に、息子の小学校(正確には小学校に併設された1年間のキンダーガーテン)からある知らせが届いた。

学校で、子供と父親が一緒に朝食(ドーナツ)を食べる「dads and doughnuts(お父さんとドーナツ)」というイベントがあるという。

とても無理なこと

この知らせを受けた時の心境を、ホイットニーさんは、ニュースメディアにこう語っている。

「息子がそのお知らせの紙を持って帰って来たんですが……気持が沈みました」

それから彼女は色々考えたそうだが、女性にはどうしようもない。

「最後に、息子を私の前に座らせて、『おじいちゃんに行ってもらうように頼もうか?』と聞いたんです。そうしたら、息子は『いやだ』と」

「息子は微笑んで『いやだ。僕はお母さんに来てほしい。だってお母さんは、僕のお母さんとお父さんなんだから』と言いました」

ベストな父親に変装

その朝食イベントがあった2月9日、ホイットニーさんは男に変装して参加した。ベースボールキャップにTシャツ、バギーパンツ、顎にはヒゲを描いた。ホイットニーさんが考えた、ちょっとワイルドなベストダディのいで立ちだったという。

もちろん、イベントの出席者たちは、彼女が女性だとわかっている。ホイットニーさんは恥ずかしく、とても居心地が悪かったそうだが、息子が彼女を紹介する時になって、その気持は吹き飛んだ。

彼女は母親でもあり、父親でもある——息子はそう言って友だちに紹介したのだった。

お母さん大好き

この話にはまだ続きがある。

イベントが終わり、他の親たちと一緒にホイットニーさんが教室を出ようとした時、息子が駆け寄ってきて彼女をハグしたそうだ。そして耳に口を近づけ、こう言ったという。

「ママはいつもそばに居てくれて、僕のために何でもしてくれる。ありがとう。大好き」

ホイットニーさんはこの言葉を「一生忘れないだろう」と言っている。

彼女はその日、事の一部始終を書き、自分が男装した写真(下)とともにFacebookに投稿した。その記事のシェア数は現在10万を超え、「素晴らしい」「最高の母親だ」「愛にあふれている」といったコメントを始めとした1万5,000以上のコメントが付いている。

ちなみに普段のホイットニーさんはこんないで立ちだ↓

Whitney Kittrell/Facebook

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