【悲報】前立腺癌は手術してもしなくても“死亡率は変わらない”と判明!!!

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10年以上をかけて追跡調査を行ってきた“前立腺癌の手術の予後”について、“ほとんど効果なし”との厳し過ぎる結論が下された。前立腺癌を患った男性で、手術を受けた患者も受けなかった患者も死亡率に大差ないことがわかったのだ。

医学情報誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』に掲載されたレポートでは、「これは局所的な前立腺癌患者で、特にPSA(血液中の前立腺特異抗原を測定する前立腺癌の検査)の値が低く低リスクな人に該当する見解であり、前立腺癌を宣告される男性の2/3がこの状況に値するという。現在ではPSAの数値の低い、低リスクの人であっても“前立腺癌”と診断されれば、90%近くの人が手術や放射線治療などの医療介入を受けている」と指摘している。

新たに発表された論文に、手術に自信あり!と鼻高々だった泌尿器科の医師たちにも衝撃が走っているらしい。

1994年~2002年の間に前立腺癌と診断された男性、731名を10年間追跡調査した結果“手術を受けた患者”のグループ、“手術はせずに経過観察を続けた患者”のグループいずれに於いても、半数足らずの人が死亡した。

現在では「前立腺癌=即手術」というのが主流で、実際に前立腺癌患者の30~40%は“経過観察”が妥当であるにもかかわらず、“経過観察”という選択肢さえ知らされていないのが現状だ。今後は“失禁や勃起障害のリスクを伴う手術を無理強いするのは患者のためにならない”と、患者本人の意思を尊重する流れになるのではないか?!

但しPSAの数値が高い人については放置は厳禁で、手術を受けた人の方が生存率が高かったという。

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