脳卒中の兆候「顔が引きつる、手に力が入らない、ろれつが回らない」があらわれても受診しない人が大半と判明【英リサーチ会社】

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症状が出たらまさに時間との勝負で、一刻も早く適切な処置を受けなければ命にかかわる脳卒中。しかし実際はその兆候がありながら病院へ行かない人が大半であるという事実が明らかになった。

脳卒中の初期症状である「一過性脳虚血発作」には以下の3つのケースがある。

■顔:顔の半面がひきつる。いつもみたいに笑顔が作れない。

■腕:腕に力が入らず、腕をあげたままキープできない。

■話す:ろれつが回らない。

いずれか1つでもあてはまれば一刻も早く受診しよう!

一過性脳虚血発作は、脳に十分な血液が送られていないために起こるものだが、英リサーチ会社ICMが2000人を対象に行った調査によると、2/3の人はこのことを知らず、3/4の人がもしこの様な兆候があっても病院には行かないだろうと答えた。これらの兆候を見逃がし放っておくと、10人に1人の割合で1週間以内に深刻な脳卒中に襲われるらしい。

調査に加わったオックスフォード大学の医師は、「英国では毎年15万人の人が脳卒中を患っているが、そのうち1万人は初期症状に気付き適切に処置していれば、大事に至らなかったケースと考えられる」と述べ、脳卒中の兆候を示す“ミニアタック”の啓蒙活動に力を入れたいとしている。

ほとんどの患者が65歳以上ではあるが、ときに子供や赤ちゃんであっても発症するという。たとえ症状が数分でおさまったとしても受診した方が良いらしい。

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