楽器を演奏すると血圧が下がり精神的にも健康になれると判明:英蘭大学研究

2013年01月28日 13時00分

2013年01月28日 13時00分

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flickr_David-Cebolaz
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イギリスの劇作家ウィリアム・コングリーヴは「音楽には猛獣をも落ち着かせる魔力がある」という言葉を残している。実際に音楽の威力を見せつけるような研究結果が届いたのでお伝えしよう。

学術誌『Netherland Heart Journal』で発表された蘭ライデン大学病院による実験では、18歳~30歳の音楽家25人と音楽家ではない人々28人を集め比較したという。身長体重や身体的活動、カフェインやアルコールの摂取量の似通った人々を集め、違いはといえば楽器を演奏しているか否かだけだったという。音楽家の中では楽器はギターやフルート、ピアノ、声楽と様々だが、共通点は1日平均1.8時間以上楽器を演奏しているということ。

その結果顕著だったのが音楽家はそうでない人たちに比べ血圧が低かったらしい。音楽家は普通の人よりも体性感覚神経が優れており、そのため自律神経も安定していると専門家は見ている。

また『Perceptives of Public Health』誌に掲載されたロンドン大学の研究結果によると、特に高齢者は楽器を演奏した後、演奏前に比べ生活を前向きに見通し、自立や管理意識、達成感が高まることがわかったという。今回は奇しくも音楽にまつわる2つの研究結果が発表されたわけだが、楽器の演奏が心にも体にも良いという動かぬ証拠となったようだ。

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