夜型人間は体内時計がものすご~く遅れている?!:豪大学研究

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flickr_Zlatko-Unger

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寝なきゃいけないとわかっていてもついつい夜更かしして翌朝起きられない、朝起きるのが何より苦手、心当たりのある方はもしかすると睡眠相後退障害かもしれない。睡眠相後退障害とは社会的に望ましい時間に入眠、覚醒することが慢性的に困難であるのが特徴だ。

豪フリンダーズ大学睡眠研究所レオン・ラック教授は現在、3年に及ぶ睡眠相後退障害に関する研究の第2スパンに入ったところである。最初の研究では、睡眠相後退障害の人は概日リズム(24時間周期で変動する生理現象)や体内時計の進み具合が、普通の人よりも遅れていることがわかった。

睡眠相後退障害の人はどんなに早くても夜中の2時,3時位にならないと眠れない。よって翌朝眠くて目が開かないというサイクルを繰り返す。大抵の人の体内時計は24時間で一回りするが、睡眠相後退障害の人の場合それがものすご~くゆっくりとしか進まず、というか普通の人より24時間も遅れており、夜寝て朝起きるというサイクルをうまくこなせないらしい。現在第2段階に入った研究では、この説の裏付けを取り、睡眠相後退障害の治療法の確立を目指している。

比較的若い世代の10~15%の人が睡眠相後退障害で悩んでいるとされ、学校や職場での遅刻は日常茶飯事、授業や仕事が終わる頃になってやっとエンジンがかかってくるという人も多いらしい。「これはまさしくオレのこと!」「毎晩(?)午前4時頃まで眠れない」という賛同の声が届いている。但し「私は毎朝目覚ましが鳴る45分前に目が覚める。起きられないのは疲れているかただ怠惰なだけ」と一蹴するツワモノもいる。

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