赤ちゃんが歩きだす時期は早くても遅くてもその後の人格・知性には無関係:スイス病院調査

2013年04月08日 10時00分

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123RF
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赤ちゃんが歩きだすのが早ければ「将来怖いものなしの子どもになるんじゃ…」と心配し、我が子が腰を上げるのが遅いにつけ「成長に問題があるのでは?!」と眉をひそめる。子どもの成長に一喜一憂するのが親というものだが、少なくとも歩きはじめの早い遅いではその後の人生に大差ないことがわかった。

スイスのチューリッヒ小児病院では1978年~93年に生まれたベビー222人について、18歳になるまで追跡調査を行った。2歳までに7回におよぶ詳細な検査を実施し、その後も定期的にバランス感覚や協調性、知能のテストを行い経過観察を続けたという。両親には助けなしでお座りができるようになった日や、何にもつかまらずに初めて歩いた日など成長の節目を記録してもらった。

一人でお座りができるようになるのは6か月~6ヶ月半が一般的といわれているが、実際には4カ月以下の子もいたし、1歳を過ぎてもお座りをしない子もいたという。同じく1才頃が普通といわれる歩きだしの時期も8ヶ月半~1才8カ月と千差万別で、子どもの成長を十把一からげに論ずること自体無意味だと判明した。お座りや歩きだしにこれだけの差があっても、それが将来その子の協調性や知脳を左右することはなかったというから一安心だ。

ただ「1歳半を過ぎても歩く気配のない赤ちゃんは、一度専門医に相談すると安心」との忠告も忘れていない。

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