お酒絡みの偽りの記憶を植え付け酒を断つ 画期的な禁酒法が登場!!米大学実験

Text by

  • 1
shutterstock

shutterstock

米カリフォルニア大学アーバイン校のエリザベス・ロフタス教授は、二度とお酒は飲みたくないと思うような偽の記憶をインプットして酒を断つという、画期的な禁酒法を編み出し注目を集めている。実に斬新な方法だと思われるかもしれないが、専門家に言わせればそれほど難しい手法ではないという。

詳細な個人情報を含んだ虚偽記憶をインプットし、家族や友達があたかも真実であるように口裏を合わせれば、40%の人が偽の記憶を真実だと思いこむとか。虚偽記憶の専門家である同女史は当初、人々に「あるヨーグルトは汚染されている」との偽りの記憶を刷り込んで実験を行い、虚偽記憶をインプットされた人がそれ以降、そのヨーグルトを口にしなくなったことに満足したという。

そして今回、心理学部の学生187人を集め、16歳以前の飲酒癖及びアルコールにまつわるエピソードを調査し、併せてラムやウォッカなどを含む好みの飲食物を聞き出した。学生たちに調査結果を元にしたプロフィールを渡し、1週間後に再び招集。一部の学生のプロフィールには偽の情報が記載され、ラムやウォッカにまつわる思い出したくもないような最悪な記憶にすり替えておいた。

偽りの記憶を前に大半の学生が「これはうそだ」と気付いていた一方、20%の学生が虚偽記憶を真実だと思いこんでいた。特筆すべきは小さい頃から酒をたしなんでいた学生ほど偽りの記憶を真実だと思いこみやすかったこと。但し虚偽記憶は専門家の間でも賛否が分かれ、同女史も諸刃の剣であることを認めている。人に虚偽記憶を植え付けるのは簡単で、酒をやめるよう導くのも容易なら、今以上に飲ませるのも造作ないことだという。

Posted: |Updated:

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking