アルコールは一切NG シラフで楽しむバーが登場し話題に:米国

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flickr_dustin-larimer

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今月27日、米シカゴ郊外のクリスタルレークに新しいバーがオープンする。入口でIDを見せ入店すると、店内にはビリヤード台とテレビがあり、ときには生バンドやディスクジョッキーの演奏でダンスを楽しめるという、アメリカでおなじみのスタイルである。

ただ普通のバーと決定的に違う点が一つ、このバーではお酒が飲めない。この店で一番強い飲み物は栄養ドリンクだという。“The Other Side ”という名のバーは、アメリカ中西部初のアルコールが飲めない、しらふで楽しむためのバーとして注目されている。酒が飲めないバーなんて何が楽しいの?!との声もあるが、この店を作ったのは自分たちも去に依存症を患い、21歳の若さでヘロイン中毒で死亡した友人を偲び集まった仲間たちというから納得だ。

娯楽施設の少ない田舎で依存症を克服するのは難しく、苦労を共にする彼らは「僕たちはまだ若いし、みんなでつるみたいんだ。でも誰かの家に何十人も集まるわけにはいかないし」と口を揃え、バーの設立と相成った。くだんのバーは営利目的ではなく、幹部たちには皆本業があり、バーで働くのは社会復帰を目指すボランティアや友人が中心。その収益も薬物教育やその治療に役立てられるという。

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