氷河の下から発見 400年間凍っていた植物が再び成長を始めたと話題に

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YouTube/TheCosmosNews

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今、一見何の変哲もないコケ植物が世界中の注目を集めている。カナダ・アルバータ大学の研究班が、カナダ北極圏エルズミア島の氷河付近で見つけた植物だ。氷河が溶け後退したため偶然見つかったもので、付近は何世紀もの間氷に覆われていた場所だそう。

そのコケ植物が何百年の時を経て、再び成長を開始したというから研究者たちの興奮ぶりは想像に難くない。成長を再開したコケ植物を観察することで、1550年~1850年頃まで続いた小氷河期の生態系の変化や、厳しい気候変動の中を生き抜いた術が明らかになるのでは?!と期待されている。

チームリーダーCatherine La Farge女史いわく「氷河を避けて生き続ける植物があったとしても、その場合氷の縁で生息しているものと思っていました。まさか氷の真下から植物が姿をあらわすとは思ってもみなかった」そうだ。しかもいくら寒い冬に強いといわれるコケ植物であっても、4世紀の時を超えて生き抜き、暖かくなったからといって再び成長し始めたときは驚愕したとか。400年間大地を覆っていた氷河が溶けている事実は看過できないが、ともかくくだんのコケは現在も研究室で、チームの人たちに見守られながら成長を続けている。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=A4YxHXnFr7w[/youtube]

TheCosmosNews

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