画面を暗めに設定し目から離せば、スマホやタブレットは不眠の原因にはならない!!

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flickr_JuditK

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スマートフォンやパソコン、タブレット端末が発するブルーライトが不眠の原因になるという話は、これまでも何度かお伝えしてきた。これらの製品のLED照明から出るブルーライトが睡眠ホルモンの生成を抑えるためで、寝る前の使用はNGというのがこれまでの定説。

しかし米メイヨ・クリニック精神科のLois Krahn医師によれば、画面の照明を暗めに設定し画面を顔から30センチ以上離せば問題ないことがわかった。同氏は携帯端末から放出される光の量及び、機器と顔の間の距離がいかに睡眠ホルモン“メラトニン”の分泌に影響するか調べた。実験では暗い部屋でスマートフォンやタブレット端末を使用し、その際の光の量を目の前と顔面から35センチの位置で測定した。使用した機器はiPhone 4とiPad 1、RetinaディスプレイモデルのiPad 3だそう。

その結果携帯などの画面をもっとも暗く設定すれば、上記3つのデバイスが放出するLEDライトの量は、メラトニンの分泌を抑制するといわれる30ルクスを下回り、睡眠ホルモンの分泌には影響しないと判明。もっとも暗い画面でのLEDライトの放出量は、たとえ目の前でもiPhone 4とiPad 3はわずか2ルクス、 iPad 1でも11ルクスで、いずれの機器も顔から35センチ離せば光の量は0~3ルクスとまったく問題なかった。

もっとも明るい画面設定にすると目の前ではiPhone 4が275ルクス、iPad 1が124ルクス、iPad 3も248ルクスとメラトニンの生成が妨げられるレベル。しかし顔から35センチ離せば、その量はそれぞれ8、21、32ルクスに激減し、iPad 3が許容範囲スレスレといった程度で、それほど神経質になる必要はないようだ。

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